野鳥観察に出かける前に、まずは準備。 服装は長袖シャツ、長ズボン、帽子、スニーカー。そして持ち物を入れるためのウエストバックなどがあればより便利です。
 持ち物は"双眼鏡"、"鳥類図鑑"、"筆記用具"を用意するといいそうです。
●双眼鏡の使い方
 双眼鏡の調整と構え方を教わりました。
(1)まず左右のレンズを眼の幅に合わせます。
(2)ストラップは胸の下あたりにくるように調節しましょう。
(3)鳥を見るときは、鳥から目を離さずに双眼鏡を目のほうへ持ってきましょう。その際、双眼鏡がぶれないように両ひじを体につけしっかりと持ちましょう。
視界が丸く見えたらOK
最初は左目でピント合わせます ストラップは短めに!
 それではいざ野鳥観察に出発...と間もなく目の前に、小さな窓がいくつかあるだけの小屋が。これは「観察舎」といって、鳥を驚かせずに観察するための建物です。
野鳥の森では、池のほとりに観察舎が建てられていました。水辺は水浴びや水を飲みに野鳥たちが良く集まるところなのだそうです。
 さて、LINKのふたりが、最初に見つけた鳥は...
●ハシブトガラスとハシボソガラス!
 「カァーカァー」この声はみんな知ってるよね。ところでカラスには2種類「ハシブトガラス」「ハシボソガラス」がいるんだって。「ハシ」っていうのはくちばしのこと。つまり口の太いカラスと細いカラスがいるってわけ。身近な鳥だけど知らなかったー!
●対決!トビvsカラス
 「ほら、見てごらん!カラスがトビを威嚇してるよ!」なんとあのカラスがふた周りも体の大きいトビにちょっかいを出しています。
 カラスは自分のなわばりに入ってきた鳥には積極的に威嚇をする鳥だそうです。勇気があるんだね!
 さて今回の対決はカラスの勝ち。追い払われたトビは、空のかなたへ消えていきました。
森の中の小屋は「観察舎」 そーっと水辺の鳥を見つけ中
最初に見つけたのは… 「ハシブトガラス」
>>ハシブトガラスの声
近くで威嚇が始まった 「トビ」はタカの仲間
>>トビの声
●なんて聞こえた?
 「木のてっぺんで鳴いているあの鳥がホオジロ、目立ちたがり屋さんだから見つけやすいよ」。 
 「ところでみんなはこのホオジロの鳴き声、どんな風に聞こえる?」昔の人はこのホオジロのさえずりを「一筆啓上仕り候」や「ピッチャー投げました」なんて人間の言葉に合わせ聞いていたんですって。これを「ききなし」というんだそうです。
「木のてっぺんに注目!」 目立ちたがり屋ホオジロ
>>ホオジロの声
インパク会場