/「こんなとこにも花がありますよ。」と藤石さん。登山者も気づかないような草の合間に黒い色をした固い花があります。コシノカンアオイという植物だそうです。
 チョウやハチなどが花の受粉を手伝うというのはよく知られているますが、このコシノカンアオイはナメクジやムカデ、ダンゴムシなんかが受粉を手伝うそう。
埋もれるように咲いています 木のような質感にも見えますね
 このコシノカンアオイの花を藤石さんは「みにくい日陰の花」と呼んでいました。でもこんなに目立たないところに咲く花でも、実は「春の女神」ギフチョウがこの花の葉を選んで卵を産みつけ、幼虫の育っていく上で欠かせない育ての親だとも教えてくれました。
 そんな関わりがあってあのきれいなチョウが育つということです。一見では分からないけど自然全体は何かしら関わりあってできているんですね!
/「やっと登れた〜!!」「くるしいー!」と疲れていても声は出るメンバー。
 今日の登山目標地点で休憩。つかれたけど山のきれいな空気の中で飲むお茶は格別!
 ひと休みして元気が出てきたら下山です。
やっとや登った〜! こんなに急な下り道では要注意!
 さて、下っている途中でもうひとつネイチャーゲーム「私の木」にチャレンジ。バンダナで目隠ししたら、みんなでむかで状につながって移動、藤石さんに連れられておっかなビックリ歩きます。「谷に落ちた人もいるからね。」って藤石さん!そして指定された木をさわります。
●探し当てよう!
 一通りさわったらもとの場所にまた目隠しで降りて行きます。ここでやっと
バンダナを取り、触った木をさがしに行きました。
 「え〜、どっちの方角だった?」「隣に太い幹があったような…」「木肌がツルツルしてたよ」思い出して探します。なかなか、難しいです。「こっちの方だったよね」と藤石さんからヒントを教えてもらいました。「この木の根元はどうだった?」
 目を閉じて触ってみる木は、見ているだけの時とはだいぶ違う感じがするものでした。「こんなに観察した木だから、これからも忘れられない木になると思うよ」と藤石さん。
コワイー!どっちに進んでるの?!
木肌の感じを手で確認 慎重に触ってみます
同じ場所に行ってみましたが
私の木
 無事帰ってきました。今回、山に登って自然との出合いが沢山ありました。でも反面、車のタイヤやゴミなどもあることを知って、何だか悲しくもありました。メンバーはマナーの大切さを家族や友だちなど、周囲の人に広げようと思います!
木になりきってみました
Linkの感想
藤石さん春の山について
 
ワンダーキャラバントップへ
インパク会場