●水洗い
 第1回目の水洗い。
 ところでジーンズの藍染めって、ヘビやサソリを避ける効果があるのだそうです。日本でも古来から虫よけのために藍染めのモンペなどをはきながら農作業を行っていたそうです。自然の力ってすごい!。
染料を洗い落とす
●媒染
 水洗いの後は発色と吸着のために"みようばん"や"鉄"などの「媒染液」につけます。
 今回、ちありとまいは「みょうばん」の、ゆきじは「鉄」の媒染液を使いました。同じ茜でも媒染によって発色が違うのだそうです。
コツは、まんべんなく空気が入らないように どんどん色が変わります
●水洗い2
 媒染液を洗い流します。
今、私達が身につける服には化学染料が使われています。使われはじめたのはここ100年くらいのことだそうです。これはアトピーなどの原因になったりということもあり、身につけるものは体に優しい草木染めの物が絶対オススメ、とのことでした。
さっと洗い流す
●絞りをとく
 水洗いの後いよいよ絞りをときます。はやく見たいところですが、慎重に作業を進めていきます。
 最後にアイロンで乾かすと、見る見る素敵な色と模様があらわれてきました。
糸や輪ゴムを取り外します アイロンで乾かして仕上げ
●できあがり
 ちありとゆきじは同じ茜で染めたのに、媒染によってこんなに色がかわりました。思った以上の素敵な色柄に、みんな大満足!
こんな素敵に染まりました!
作り終わって…
●米谷さんの作品
 草木染めは茜や刈安だけでなく、桜や梅などの樹皮や、チューリップやマリーゴールドの花、柏や漆の葉などさまざまな草木を使って染めあげられます。

 どれをとってもやさしくて素敵な色合いで、こころがなごみます。
作品の一部から スカーフ ハンカチ
米谷さん、草木染について
 
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